ジャパン・ウォーター・ガード


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「水」の大学 Water College第1回公開講座

JWG「水」の大学 第1回公開講座は、無事終了いたしました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

主 題

日本の「水」を考える

公開講座内容

13:00 開講式  学長挨拶(JWG理事長) 根津清巳
来賓挨拶 小渕優子氏と加藤修一氏 参議院議員(元環境副大臣) 加藤修一氏
衆議院議員 小渕優子氏
13:30 講演1  月尾嘉男氏 「生命の水・環境の水」
講演中の月尾嘉男氏 あらゆる生命にとって淡水は必須の物質である。人間の身体も6割は水分で構成され、 その数%が欠乏するだけで生命は危機に直面する。その淡水は潤沢に存在していたが、多数の識者が予見するように、 21世紀に戦争が勃発するとすれば、最大の原因は淡水の争奪が原因となるといわれるほどの状態になっ 日本は島国であり、この問題の枠外に位置しているようであるが、そうではない。淡水と安全は無料と錯覚してきた 日本にも様々な問題が内在している。異常気象による渇水と洪水、食糧輸入に関係する仮想淡水の輸入、PFIによる 水道事業の民間委託など、長期の視点から検討すべき課題は多数存在している。講演では、このような問題を紹介し、 そのための戦略を検討する。
14:30 休憩
14:45 講演2  小島昭氏 「炭素繊維による水の浄化と藻場形成」
講演中の小島昭氏  湖沼や河川、港湾の水質悪化は、年々進行し浄化技術の開発が強く望まれていが、 我が国の水環境は悪化の 一途をたどっている。水の浄化には、環境に負荷をかけないことが重要であり、強制的な浄化では、経済性や維持管理、 生態系の破壊などから実現は困難である。これらを考慮した水質浄化方法に炭素繊維を用いる生物膜法がある。 炭素繊維は高い生物親和性により活性な生物膜を形成し、汚濁物質を補修・分解する。 また、水中に設置された炭素繊維の周辺には魚類の生息が多く見られるなど、魚類の産卵や稚魚の養育環境である 藻場としての機能が高い。水の浄化とともに藻場の形成により漁業資源の増殖にも大きな可能性を秘めた炭素繊維による 水質浄化方法の実績と将来を語る。
15:45  JWGより
16:00 閉講 左より月尾氏、小渕優子氏、加藤修一氏、潟vリモテック澤田氏、JWG理事長根津氏、潟\ーエン小暮氏

講演者〜月尾嘉男 氏

月尾嘉男 氏

月尾嘉男 氏
     −プロフィール−
1942年生まれ。東京大学工学部卒業。名古屋大学教授、東京大学教授、
総務省総務審議官などをへて、2003年より東京大学名誉教授。
専門はメディア政策。趣味はカヌー、クロスカントリースキー、登山。
著書は『贅沢の創造』『IT革命のカラクリ』『縮小文明の展望』など。
TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』、テレビ東京『地球共生:人類の新たなる挑戦』 など出演多数。
 > > 月尾嘉男氏のページへ

講演者〜小島 昭 氏

小島 昭 氏

小島 昭 氏
     −プロフィール−
1943年生まれ。群馬大学工学部卒業。群馬工業高等専門学校教授、副校長、
地域共同技術開発センター長を兼務。専門は無機化学、複合材料、環境化学、
再資源化工学、建築化学。炭素繊維を用いた水浄化と藻場造りで実績多数。
アスベスト(石綿)の無害化処理にて脚光を浴びる。
著書は『炭素−微生物と水環境をめぐって』『亀の甲などこわくない』『材料の科学と工学』など

日 時

平成18年3月4日(土)
    12:30会場 13:00〜16:00

場 所

群馬県公社総合ビルホール(大渡庁舎)   > > 地図
    前橋市大渡町1丁目10-7 / tel 027-255-1166

後 援

上毛新聞社、読売新聞、群馬テレビ、FMぐんま

協 賛

群馬綜合ガードシステム株式会社、 株式会社ソーエン、 株式会社総合技術、 株式会社プリモテック、 株式会社ヤマト

■第2回公開講座は、6月に予定していますので、詳細決まり次第お知らせします。

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